熱交換織物
中空チューブを織り込んだ織物です。さらにチューブの中に液体を巡らせ、ヒーターやクーラーにつなげば、農場や土木用途などで、熱交換を行えませんかね?レーシングスーツや宇宙服の中は、チューブが通り体温調節をしていることはご存知でしたか?
この材料も温度調節が目的ですが、もっと大きいイメージ…。大きな建物や、広い農場で熱交換するイメージです。
例えば、熱交換織物で建物の外壁をぐるっと巻いてしまいます。熱交換織物を通して、南側の陽だまりの熱を、日の当たらない北側に持っていけないでしょうか?もし、南と北でできれば、建物の1Fと2Fもできます!聞くところによると、下水管から熱を取出す技術もあるとか…グルッと下水管に巻くだけで、そこにも応用できそうです。
話が少し逸れますが、織物は施工性が高いという特徴があります。バーっと広げれば出来上がりとか、敷くだけで出来上がりといった感じです。その施工性を活かし、発展途上国、土木用途、ライフラインの整備に使えないでしょうか?
のり面処理シートや緑化シートに、電気や水のライフラインを織り込みます。ライフラインを織り込んだシートをバーンと敷くと出来上り。可能ではないでしょうか?