おはようございますこんにちはこんばんは。
どうも八坂です。
今回は阪上織布で使っているちょっと珍しい織機を一つご紹介しましょう。
まずは通常の織機。
この形の織機は、織布関係のお仕事をされている方ならよく見る形の織機だと思います。
ビーム(縦糸が巻かれた大きなボビンのようなもの)から縦糸が送られ、織り前(この写真で言うと機械の向こう側)で横糸が打ち込まれて布になる。
という流れですが。。。
さあ、こちら。
!!?
少し見えにくいかもしれませんが。。。
この織機は下に通常通りビームが一本。そしてなんと!その上にビームがもう一本!!
2重ビームで織ってるんですこの織機!カッコいい!!
この織機では写真の通り上下のビームから同時に縦糸が送られ、別々の糸を一枚の布にしているのです。
上のビームは長繊維。下のビームは短繊維。異なる性質の糸を一枚の布にしています。
構造を持つ織物、異素材複合織物など、阪上織布の持つ独自のノウハウを利用することで実現しているのです!
ちなみにこの生地は安全用途に使われるようです。
さて、それではまた次回。