こんにちは、ライフラインを織り込んだ織物の夢の阪上元彦です。
この材料も、前回からのシリーズで異素材複合織物(特許第5852764号、他)です。
繊維+液体という考え方で作ってみました。
「阪上さん、液体はむりです、ヤバいでしょ…」
で、中空チューブを一緒に織り込んであるんです。
これを熱交換器につなぎ、液体を流せば、熱交換ができちゃうんですよね。
F-1レーサーの服や宇宙服も、同じような方法で熱交換してます。
服作るの?
ではないんですね…。
織物は『柔らかい』ので衣服に使われてますが、『面積が広い』ことから産業用材料にも使われてます。
例えば、建物をこの織物でぐるっと巻けば、南側の陽だまりの熱を北側に持っていけないでしょうか?
南と北ができれば、一階と二階でもできますよね。農場でも可能です。
下水管から熱を取り出すこともされていると聞きます。
下水管にぐるっと巻けばそこでも役立つかもしれません。
やれるやれないは別として、
ライフラインを織り込んだ緑化織物シートを、
発展途上国、法面緑化の土木工事で、バーッと敷いたら出来上がり。
ああ!法面緑化とライフラインの敷設が同時にできてしまうなんて夢のよう…。
どうでもいいですが、「阪上さん今回…スケールがデカないっすか?」
「やっぱし?こんなん言っていいのかな?って…もうワキ汗がダラダラですわ。」
「あ、意外と小心者…。」